投資家しょうこの道楽日誌

福岡在住の専業投資家のしょうこの道楽日誌です。株である程度食べていけるようになりましたが、その日々思うことや投資や金融について方って生きたいと思います。

カテゴリ: 投資信託

モーニングスターで記事になっていました。
三井住友アセットマネジメントの日興ブラックロック・ハイ・クオリティ・アロケーション・ファンド(為替ヘッジなし)が設定来3ヶ月で1000億円の残高を集めたという内容になっています。

取り扱いはSMBC日興証券のみです。
すごくいいファンドなのか?といわれるとそんなことはないと思います。スペックを見ると3.24%の高い販売手数料に加えて、信託報酬も2%を越えているような商品です(初年度のコストは5%超)。
参考:投資信託の手数料の特徴、種類

運用方針の良し悪しは別としてこのコストをみるだけで投資する気にはなりませんね。

ニュースで取り上げられているように、3ヶ月で1000億ってのはすごいと思いますけど、大手3証券の対面販売であれば変なことじゃないでしょう。
野村證券とかは10年ほど前ですが、募集で1兆円のファンドを集めたわけですし。

カブドットコム証券が投資信託の保有に応じてポイントがたまる「毎月ポイント」サービスを開始すると発表したのでまとめます。
  1. 100万円の残高に対して1ポイント(3000万円以上で2%に変更)
  2. 100ポイントで1万円キャッシュバック(1ポイント=100円)
  3. 有効期限は3年

ということは最低でも3年間で100ポイント(月3ポイント以上)は貯めないとキャッシュバックがもらえないと言うことになります。つまり最低保有残高300万円以上ですね。


還元率に換算するとつきの平均保有額によって変わりますが0.12%~0.24%といったところです。うーん、なかなかいいんじゃないかと思ったわけですが、


  • 本ポイント導入後に、信託報酬の改訂が行われ年率0.24%未満となった場合等、当社の判断によりポイント付与集計対象の投資信託からから除外となりますので予めご了承ください。


よし、解散。SMTインデックスとかも対象外ですね。


参考:投資信託におすすめな証券会社



個人的には何でこんな商品が売れるのかがわかりませんし、これをお得といって売る証券会社や銀行の人間は信用できません。

・手数料が高い
運用経費(信託報酬)は高いうえ、多くの銀行では販売手数料なども高額です。

・事実上のタコ配(元本の払い戻し)
毎月分配はされているけど、基準価額を削っているので元本の払い戻しに過ぎない。どういうことかというと100万円分ファンドを買って、毎月1万円の分配が出るけど、1年後(12ヵ月後)にはそのファンドの時価が88万円になっていたという話。(もちろん多少は利息部分が乗っているので88万円じゃなくて89満円だったりはする)

ただの手数料を集めるためだけの商品
高い手数料を払って上で、毎月投資したお金を払い戻してもらっているだけの商品に何の価値があるんでしょうか?大抵の分配型ファンドは外債やREITで運用しているわけでそれなりのリターンがあるかもしれませんが、その分リスクもとっています。

結果的に運用がうまくいくパターンもあるでしょうが、手数料分が無駄です。「リスクとリターンの相関図から考える投資詐欺とボッタクリ金融商品」でも書かれていますが、毎月分配型ファンドはボッタクリ金融商品にあたります。

こうした金融商品は販売する銀行が確実に儲かる仕組みになっているのでご注意くださいませ。

ちなみに、分配金に関しては「分配金は利益ではない、投信の落とし穴」も参考になります。

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